天童木工展示会へ行く③

この木材なんだかわかりますか？　答えはスギです。
柔らかく家具には向かないとされていた杉を、圧密することで強度を増し、
表情豊かな木目とともに自然の色合いを色濃く残す家具として加工出来るようになったそうです。柔らかく、季節によって異なる濃淡のグラデーションが杉の特徴だそうです。



合板の強さはどのくらいか？背もたれは折れはしないのか？素朴な質問にも丁寧に答えてくれました。
成人男性100キロ位までは大丈夫だそうです。
ぜひ体感くださいませ。よくしなります。



東北の杉、檜を使って、そして日本で育った木材、間伐材に可能性をみて、
東北林業を活性化させること。日本の森林を守ること。

全体を通して、わかったことは、技術とデザインに優れている家具を作るとともに、
ユーザーの好みに対応できるバリエーション、価格帯であること。
そして本社を山形に構える天童木工さんの｢東北林業へ想い｣が伝わる展示会でした。

ご興味のある方は、美術館のようなショールームに
ぜひぜひ足を運んでみてください。
天童木工　東京ショールーム
〒105-0013 東京都港区浜松町1-19-2
TEL　[phone]